PLAYER No.023-その人らしい人生に寄り添い、幸せが循環する環境をつくる player-
PLAYER No.023
E.T
その人らしい人生に寄り添い、幸せが循環する環境をつくる player
PROFILE
職種・役職:地域推進責任者
趣味
- メダカの飼育
- ガーデニング
- 自然や季節の変化を楽しむこと
- ウクレレ・ピアノ
- 音楽・お酒
私はこんなプレイヤーです
私は、「幸せをマネジメントするプレイヤー」です。
私が考えるマネジメントとは、人を管理することではなく、ご利用者様、ご家族、職員、そして自分自身が、それぞれ幸せを感じられる環境を整え続けることです。
介護は目的ではなく、その人らしい人生を支えるための手段だと考えています。安心やぬくもり、人とのつながりを大切にしながら、幸せが循環する場を育んでいきたいと思っています。
こうした考え方の原点には、祖父の死があります。
祖父が亡くなった時、病院で手を握ることすらできなかった経験から、大切な人が大変な時に寄り添える力を持ちたいと思い、看護師を志しました。
看護師として多くの出会いや看取りを経験し、その後は結婚・移住を経て、島での生活やカフェ運営、看護教員など、さまざまな経験を重ねてきました。祖母や義父の看取りにも深く関わりました。
そうした経験を通して、「人の人生は思い通りにはならないけれど、その瞬間をどう支えるかは自分次第」という考え方が身につきました。
いつかできなくなる前に、やりたいことは今やってみる。限られた時間の中で何を大切にするのかを考え、その人やご家族にとっての最善を探し続けることを大切にしています。
ココロココとの出会い
これまでの経験から、最期までその人らしく過ごせる「生活の場」に関わりたいという思いが強くなりました。
医療や介護の枠にとらわれず、日常の中で安心や喜びを感じられる時間を支えることに、大きな価値を感じています。
ご利用者様が自分らしく過ごせることはもちろん、職員も自分の力を活かしながら働けること。
そして、地域にとっても意味のある場所をつくっていくこと。
これまでの経験を活かしながら、そんな場づくりに関わりたいと考え、ココロココへの入社を決めました。
忘れられない経験
印象に残っているのは、難聴があり、人を家に入れることにも抵抗を感じていたご利用者様との関わりです。
当初は訪問に対する不安や拒否の気持ちが強い状況でしたが、その方のペースに合わせて関わりを重ねるうちに、少しずつ表情が和らいでいきました。
白内障の術後経過も良好で、点眼介助が終了した現在も、「来てくれることが嬉しい」と言っていただける関係になっています。
さらに、関わりを深める中で金銭面の不安や生活上の課題にも気づき、必要な手続きにつなげることができました。
それまで取り組まれていなかった調理も始められるようになり、生活が少しずつ変化していく姿が印象に残っています。
一方で、在宅支援の難しさを痛感した経験もあります。
退院直後に高熱や血中酸素飽和度の低下が見られたご利用者様が、受診を拒否された時のことです。
何度も受診の必要性を説明し、介護タクシーも手配しましたが、ご本人の意思を無視して搬送することはできませんでした。
命に関わるかもしれない状況で、できることが限られているもどかしさを感じました。
それでも、飲めていたパックジュースや内服を続けていただけるよう、職員みんなで関わりました。
その後、体調は改善。訪問看護との連携や床ずれ防止マットの導入など、必要な支援にもつなげることができました。
また、男性職員の話を受け入れやすいという情報をもとに、定期受診では男性主任に対応してもらう「ハンサム大作戦」も実行しました。
ご親族からも笑顔が見られ、人との関わり方一つで状況が変わることを実感しました。
この経験から、ご本人の意思決定を尊重しながら、リスクに備え、関係者と連携していくことの大切さを改めて学びました。
今挑戦していること
現在は地域推進責任者として、ご利用者様一人ひとりの生活の質を高めながら、職員が安心して力を発揮できる環境づくりに挑戦しています。
現場では、マニュアル通りに進めるだけでは対応できない場面も多くあります。
その中で、一人ひとりの価値観や得意なことを活かし、状況に合わせて関わり方を調整することを意識しています。
今後は、仕事で求められる役割を果たしながら、家庭とのバランスも整えていきたいです。
子どもとしっかり向き合える時間を確保し、仕事も生活も安定させることは、入社当時からの目標でもあります。
仕事では、ご利用者様も職員も前向きに過ごせる仕組みや文化を育てていきたいと思っています。
私にとって BE A PLAYERとは
私にとって「BE A PLAYER」とは、与えられた役割をこなすだけではなく、日々の小さな関わりの中で、その場の空気や関係性をより良い方向へ整え続けることです。
介護を特別な支援行為としてではなく、生活の延長にある自然な関わりとして捉え、その人らしい時間を支えることだと考えています。
現場では、声のかけ方や関わるタイミング一つで、ご利用者様の反応が変わることがあります。
マニュアルは安心を支える大切な土台ですが、それだけでは対応できない場面もあります。
その日の体調や表情、わずかな変化に気づき、関わり方を調整していくことに、ホスピタリティの本質があると感じています。
私が大切にしているのは、その方の人生に、一人の人間として寄り添うことです。
自分が良いと思う関わり方が、必ずしもご本人にとっての正解とは限りません。
その方がどんな人生を生きたいのか、何を大切にしたいのかに耳を傾け、望ましい関わりを考え続けたいと思っています。
ご利用者様だけでなく、職員や自分自身も含めて、無理なく関わり合える関係性をつくること。
そして、一人ひとりの幸せやその人らしさが自然に守られる環境を整え続けること。
それが、私の考える「BE A PLAYER」です。
MESSAGE
未来の仲間へ
ここでの仕事は、毎日を少しずつ面白くしていくような仕事だと感じています。
正解が一つではない中で、その日の表情や空気を感じながら関わるので、小さな発見がよくあります。
うまくやろうとすることよりも、相手を知ろうとする気持ちの方が大切だと思います。
そこから、関わり方も自然と変わっていきます。
楽しいことばかりではありませんが、「今日ちょっと良かったかも」と思える瞬間が増えていくことも、この仕事の面白さです。
完璧にやろうとしすぎず、一緒に悩んだり、笑ったりしながら進んでいける仲間と働けたら嬉しいです。


