PLAYER No.001-気づきを行動につなげ続けるPLAYER-
PLAYER No.001
松本 典子
答えは利用者様の中にある。気づきを行動につなげ続けるPLAYER
PROFILE
職種:介護士
趣味
- 四国八十八箇所巡り
- 大好きな人に会いに全国へ出かけること
- 整体
- ジムで身体を整えること
私はこんなプレイヤーです
私は、「気づいたことは何でもやってみるPLAYER」です。
その理由は、良いか悪いかの基準は私ではなく、その人(利用者様)それぞれの中にしか答えはないと思っているからです。
だからこそ、自分が思いついたことも、他のスタッフの意見も、安全を確保したうえで否定することなく、まずはやってみることを大切にしています。
介助は毎日の積み重ねですが、その一日一日は利用者様の人生そのものです。同じ介助であっても、「昨日よりも上手くできたことは何か」「次につながることは何か」を考えながら、自分自身も成長し続けるPLAYERでいたいと思っています。
この考え方の土台になっているのは、私自身が経験した出来事です。
私の周りには、「一所懸命」に、自分の好きなことや決めたことのために努力を続けている人たちがいました。その存在は、今でも私の大きな軸になっています。
そして、自分自身が大きな事故を経験し、歩くことや立つことなど、それまで当たり前にできていたことができなくなりました。
その経験を通して、「当たり前はない」ということを実感しました。
だからこそ、できる一つひとつのことに感謝しながら、自分が好きなこと、やると決めたことには努力を惜しまないようにしています。
失敗して落ち込むことがあっても、その気持ちも大切にしながら、やろうと決めた情熱だけは消さない。
一歩でも前へ進むこと。進めない日でも、前へ進む準備だけは止めないこと。
その積み重ねが、今の私の仕事にもつながっています。
ココロココとの出会い
ヘルパーの資格を取得して間もない頃、私は施設オープンの大きな垂れ幕を見つけました。
その瞬間、気が付けば垂れ幕に書かれていた電話番号へ連絡していました。
住宅型有料老人ホームがどんな場所なのかを考える間もなく、まず行動していたことを今でも覚えています。
面接では、オープン前で忙しい時期だったにもかかわらず、何も分からない私に皆さんが丁寧に、優しく接してくださいました。
その姿を見て、「ここで、この人たちと一緒に働きたい」と思ったことを鮮明に覚えています。
仕事を始めたばかりの頃は、不安を抱えながらも「やらなければいけない」と無理をしてしまい、周りに迷惑をかけてしまったこともありました。
そんな時、管理者の方から掛けていただいた言葉があります。
「無理をさせる状況で、言えない状況ですみません。」
自分ができなかったにもかかわらず、私の状況を見て責任を感じてくださる人がいる。その言葉を聞いた時、この職場で頑張っていこうと強く思いました。
忘れられない経験
仕事を始めて何年か経った頃、今でも忘れられない出来事がありました。
全介助の利用者様を移乗しようとした時、利用者様が私をぎゅっと抱きしめ、「ありがとう。大丈夫、頑張っとる」と頭を撫でてくださいました。
本当は、自分の気持ちを利用者様に見透かされてはいけないと思っています。
それでも、その出来事を通して感じたのは、「一番私たちを見てくださっているのは利用者様なのだ」ということでした。
ココロココで働く中で、私はたくさんの利用者様、そしてたくさんの職員の皆さんと出会いました。
どの職員さんも尊敬できる方ばかりで、「私もそんなスタッフになりたい」と思える人たちに囲まれて仕事ができたことを嬉しく思っています。
もちろん、仕事では日々失敗もあります。
介護では、「あの時もっとこうしていれば」が利用者様の命に関わることもあります。
だからこそ、失敗は次に無くすものだと考えています。
今、後悔として残っていることはありません。
毎日の仕事は繰り返しのように見えても、利用者様にとっては人生の大切な一場面です。
その関わりが、その方にとって人生最後の人との関わりになるかもしれない。
利用者様だけではなく、家族や友人との関わりも同じだと思っています。
だから私は、そのことを忘れず、介護をさせていただけることへの感謝を持ちながら、一つひとつの関わりを大切にしています。
今挑戦していること
今、私が挑戦していることは、介助の基本をもう一度見直すことです。
20代、30代の頃と比べると、自分の体力も変わってきました。
だからこそ、利用者様にとっても、自分にとっても負担の少ない介助ができるように、自己流になってしまいがちな介助を改めて基本から学び直しています。
また、自分自身が健康でいることも大切にしています。
健康でいることで、職場でも笑顔で利用者様と向き合えると思うからです。そのために、体調管理や体力づくりにも取り組んでいます。
もう一つの挑戦は、人との関わり方です。
私は人見知りなところがあり、サービスシフトの中でも仕事以外の会話はあまり得意ではありません。
だからこそ、自分から声を掛け、少しずつでもコミュニケーションを増やしていきたいと思っています。
「気は抜かずに、力を抜いて仕事に取り組み、柔らかい大人になりたい。」
それが、今の私の目標です。
私にとって BE A PLAYERとは
気づいたことは何でもやってみる。
良いか悪いかの基準は自分ではなく、その人(利用者様)それぞれの中にしか答えはないと思っています。
だからこそ、他のスタッフや自分が思いついたことは、否定することなくやってみます。
どんなに良い意見でも、利用者様が置き去りにならないよう、認知機能や意思疎通が可能かどうかに関係なく、必ず利用者様の意思を傾聴することを忘れないようにしています。
認知症の方や看取りをさせていただく中で、自分の意思を伝えることができない状態の方でも、一人の人として、自分の人生があります。
それが意に反するものであっても、「状況を説明し、考えてこうしていきます」と声を掛けながら行う介助は、相手に伝わると私は信じています。
自分の持つ信念(意見)は曲げずに持ち続けながらも、周りの意見や新しい取り組みを柔軟に取り入れ、自分の成長につなげることを大切にしています。
介護は、相手を想う気持ちがあれば、目指して始めたその日から、スキルや経験がなくても利用者様を笑顔にできる仕事だと思っています。
だからこそ私は、経験の中で知識やスキルを磨きながら、新卒の方だからこそできる気遣いや気づき、会話の着眼点を学ばせてもらうことも忘れないようにしています。
私たちの仕事は、日常生活の中で、その人らしく生きていくためのサポートができます。
だからこそ、精神的な変化や体調の変化にも気づくことができ、医療の知識がなくても、小さな変化を見つけ、その人らしい日常につなげるための行動ができると思っています。
始めは分からなくても、気づいたことは言葉にして、周りの職員と共有することを大切にしています。
勘違いや間違いがあるかもしれません。それでも、自分の中だけに留めるのではなく、言葉にして伝えていくPLAYERでありたいと思っています。
MESSAGE
未来の仲間へ
私は、初めて介護の仕事をココロココで始めました。
介護は、100パーセントがない仕事です。
だからこそ、100パーセントに近づける努力と、その喜びを実感できる仕事でもあります。
日々の努力と、小さな喜びを積み重ねながら、一緒に利用者様の笑顔につながる介護を続けていけたら嬉しいです。
