自己理解が成長の第一歩?自分らしいキャリアを考えるために大切なこと
「もっと成長しなければ」「もっと仕事ができるようになりたい」と考えることはあっても、なぜ成長したいのかまで考える機会は少ないかもしれません。
ココロココでは、成長そのものを目的にする前に、「自分は何を大切にしているのか」「どんな人生を送りたいのか」を知ることが重要だと考えています。成長のスタート地点にあるのは、会社から与えられる目標ではなく、自分自身を理解することです。
成長そのものを目的にすると、本当に必要なものが見えにくい
成長したいと思っていても、その理由を掘り下げると、成長自体が目的ではないことがあります。まず自分自身の価値観があり、そこから「こうありたい」「こんなことを実現したい」という目的が生まれ、そのための手段として成長が必要になるという考え方です。
そのため、単純に「もっと成長しよう」と求めるだけではなく、自分は何を大切にしていて、どうなりたいのかを知ることが重要です。
目的が見えてくれば、自分に必要な成長も見えやすくなります。誰かから求められるからではなく、自分が実現したい人生のために、自分から必要な成長を選ぶ。その順番をココロココでは大切にしています。
自己理解とは「自分は何を求めているのか」を知ること
ココロココが考える自己理解のベースは、「自分は何を求めているのか」という欲求を知ることです。
何をしていると楽しいのか。何を手に入れたいのか。どんな人といたいのか。どんな働き方や暮らし方をしたいのか。何をすると幸せを感じ、何が嫌なのか。そうした自分の内側を理解することから始まります。
たとえば、旅行にたくさん行きたいなら、そのためにもっと稼ぎたい、だから仕事ができるようになりたいという成長でも構いません。誰かの役に立つことが嬉しいなら、専門性を高めるという方向もあります。
大切なのは、成長することだけを正解にしないことです。自分が望む人生のために成長が必要なのか、必要なら何を伸ばしたいのかを自分で選ぶことが、主体的な成長につながります。
自分のことは、仕事や人との出会いからも見えてくる
自己理解は、最初から自分の強みや弱みをすべて分析し、明確にすることだけではありません。一度行えば終わるものでもなく、仕事や人との出会い、成功や失敗といった経験の中から気づいていくものでもあります。
ココロココでは、仕事を楽しんでいる人ほど成長し、「もっと成長したい」という欲求も強くなっていると感じています。
「これができるようになった」「お客様に喜んでもらえた」「後輩に教えられた」といった経験を重ねることで、自分の得意なことや、やりがいを感じること、まだできていないことにも気づきます。
まずやってみて、楽しみ、その経験から自分を知る。「楽しい」という感覚も、自分を理解し、次の成長を考える入口になります。
会社が一つの「成長の正解」を決めない
では、人材育成において会社には何ができるのでしょうか。ココロココでは、最初から「あなたの強みはこれ」「ここを成長させるべき」と決めるのではなく、本人が自分自身に気づける環境をつくることを重視しています。
いろいろな仕事や人、役割、挑戦に触れる。その中で、「これは楽しい」「意外と得意だった」「もっとやってみたい」と本人が気づく。その気づきが自己理解になり、次の成長への欲求につながっていきます。
会社ができるのは、答えを与えることだけではありません。経験や対話、振り返りの機会を用意し、自分なりの成長を選べるようにすることです。
成長させるのは会社ではなく、実際に成長するのは本人。その前提に立つことが大切だと考えています。
「成長しなければ」ではなく、「やってみたい」が生まれる組織へ
自己理解のための制度や成長目標、キャリアプランを用意することも必要です。しかし、それだけで人が成長したくなるわけではありません。
ココロココが目指しているのは、「この会社にいると楽しい」「これからもっと面白くなりそう」「自分も何かやってみたい」と思える組織です。会社が新しいことに挑戦し、面白い仕事やさまざまなキャリア、働き方に触れられる。その経験から、自分自身の「したい」に気づいていく環境をつくろうとしています。
全員が同じように成長を求める必要もありません。成長は、自分が望む人生を実現するための手段の一つだからです。
自分は何を求めているのか。どんな人生を送りたいのか。そのために、どんな成長が必要なのか。会社が一つの答えを押し付けるのではなく、一人ひとりが自分を知り、自分に必要な成長を選ぶ。そのスタート地点にあるのが、自己理解だとココロココは考えています。


