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良い介護とは?一人ひとりの希望を大切にする介護の考え方

ココロココ広報

「良い介護」とは、どのような介護なのでしょうか。

介護技術が高いこと、安全に生活できること、職員の対応が丁寧であること。どれも介護施設にとって欠かせない要素です。

しかし、専門職として適切なサービスを提供していても、それがご本人の望む暮らしと一致しているとは限りません。

ココロココが大切にしているのは、「それは本当に、その人が求めていることなのか?」という問いです。

介護の質を保ちながら、一人ひとりの希望や価値観を尊重するには、どのような視点が必要なのでしょうか。


良い介護のかたちは、一人ひとり違う

同じ介護施設で生活していても、望む暮らしは人によって異なります。

静かにゆっくり過ごしたい方もいれば、人と交流する時間を楽しみたい方もいます。できるだけ自分のことは自分でしたい方もいれば、誰かに手伝ってもらうことで安心できる方もいるでしょう。

大切なのは、どちらが正しいかを決めることではなく、その人が何を大切にしているのかを知ることです。

例えば、職員が同じように声をかけても、お客様によって反応は異なります。冗談を交えた会話を楽しむ方もいれば、落ち着いた会話を好む方もいます。

相手の性格や価値観を理解し、自然と関わり方を変える。そうした日常のコミュニケーションにも、介護の専門性が表れています。

特別なサービスだけでなく、普段の会話や小さな変化への気づきにも、良い介護の価値があるとココロココは考えています。


介護の質を標準化することと、サービスを画一化することは違う

介護施設では、誰が担当しても一定の水準でサービスを提供できることが重要です。

介護技術や安全性を標準化することは、専門職として欠かせません。

ただし、基本的な技術を統一することと、すべてのお客様に同じ対応をすることは別です。

必要な介助や心地よい関わり方は、その人の身体の状態や価値観によって変わります。また、年齢や体調、その日の気分によっても求めるものは変化します。

だからこそ、一度決めたサービスをそのまま提供し続けるのではなく、お客様を知り、変化に合わせて対応を考えることが大切です。

基本となる介護の質を保ちながら、その人らしい暮らしに合わせてサービスを変えていく。その両立が、ココロココの考える良い介護につながります。


安全を守りながら、本人の自由や楽しみを尊重する

介護施設での生活では、安全や健康管理を理由に、これまで楽しんでいたことが制限される場合があります。

もちろん、命に関わる危険を防ぐことは、介護の専門職として重要な責任です。

一方で、安全を優先するあまり、ご本人の自由や楽しみまで必要以上に制限してしまうことには、慎重であるべきだと考えています。

例えば、ココロココでは飲酒や喫煙を一律に禁止しているわけではありません。

健康状態や周囲への影響、火災などのリスクを確認し、適切に管理できることを前提として、できる限りご本人の希望に沿うようにしています。

判断するときに大切にしているのは、「それは命に関わることなのか」「ご本人は何を望んでいるのか」という二つの問いです。

最初から「危ないからできない」と決めるのではなく、必要な安全を確保しながら、実現できる方法を探すことを重視しています。


良い介護を支えるのは、職員が安心して働ける環境

お客様一人ひとりの希望に向き合い、その人らしい暮らしを支えるためには、職員自身が心身ともに良い状態で働けることも重要です。

職員が自分の生活を犠牲にしながら働き続ける環境では、良いサービスを継続することは難しくなります。

ココロココでは、年間休日163日や給与・賞与の改善、福利厚生の充実など、働く環境の整備に取り組んできました。

ただし、働きやすい環境が整うだけで、良い介護が生まれるわけではありません。

会社の理念や目指す方向を共有し、職員同士が相談し、助け合える関係をつくることも大切です。

そのために、1on1や委員会活動、社内イベント、サークル活動などを通じて、職員同士が関わる機会も設けています。

働きやすさという土台の上に、働きがいが生まれる。職員自身が安心して仕事を楽しめることが、お客様へのサービスの質にもつながると考えています。


「もうできない」を「またできる」に変える介護へ

介護施設への入居や身体の状態の変化によって、旅行や外食、買い物、趣味など、それまで楽しんでいたことを諦めてしまう場合があります。

ココロココがこれから実現したいのは、そうした「したい」という希望に、もっと応えられる介護です。

そのための新たな挑戦として、コンシェルジュサービスの立ち上げを目指しています。

例えば、温泉旅行を希望する方がいれば、身体の状態に合った移動手段や宿泊先、必要な介護体制を考える。以前よく通っていたお店で食事をしたい方がいれば、その希望を実現するために何が必要なのかを検討する。

健康状態や安全面によって難しいこともありますが、最初から諦めるのではなく、実現できる方法を考えることを大切にしています。

食事や入浴などの日常生活を支えるだけでなく、お客様の人生の選択肢を増やすことにも、介護の価値があると考えているからです。

良い介護とは、提供する側が考える正しさを一方的に届けることではありません。

基本となる技術や安全性を確保した上で、その人が何を望み、どのように暮らしたいのかを知り、実現する方法を一緒に考えることです。

「施設に入ったから、もうできない」ではなく、「ココロココに入ったから、またできるようになった」。

介護が必要になっても、自分らしい暮らしや人生の楽しみを諦めなくていい。そんな介護のあり方を、ココロココは目指しています。

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